最大の危機、か?
手術後の痛みを除けば、のんびりとした入院生活だったんだけど、一度トイレで脂汗をかいたことがあった。
足上げ車椅子でシーネをしてたときだ。用をすませて水洗のボタンを押したら、コロコロパッシーンと、ボタンが取れてしまった。便座の横の直径3センチくらいの大きいボタン。ねじ部分は残っているので、とりあえず流して、硬直。外れたのをつければいいんでしょう、と気軽に床を見たら、便座の裏の方にいってしまって手が届かない。なにかを落としたとき用に火バサミが置いてあったんだけど、これは便器の中用。使えない。さりとて看護師さんを呼ぶのも、なんか悪いし、申し送りで、「昨日の夜、○さんがボタンを壊しました」って言われるのもイヤだー。
えーと、この頃トイレは足を下げると苦しいので、汚物いれバケツを移動して、そこに右足を乗っけて、シーネにひっかかって難儀なパンツをどーにかこーにか下げて、左足で踏ん張って立ち上がり、パンツを上げて、そろそろと車椅子に移動して、って手順で、大仕事だったんですよ。
一瞬、血の気がひいたけど動かせる左足にがんばってもらうしかない。便座の上で向きをかえて、つま先でボタンを蹴飛ばす。ちょっとずつ移動させてかがんで拾うまで、長かった。うっかり右足を壁にあてて涙ぐみながら、拾った。洗って、拭いて、左足も拭いて、ぐるぐる回しながらはめて、「バカヤロー」と小さい声で言ってしまう。
うつむいた作業だったので、頭をおこしたら貧血ぽくなってしまった。5分かかったのか10分かかったのかわからない。手を洗っても、すぐ動けなかったので、少し休んでから部屋に戻った。手術前、一番苦しい出来事だった。
その次の事件は、手術後アイスノンを希望したら‘剥き出し’で渡されたときだったなぁ。みんなアイスノンはタオルで包んで持ってきてくれるんだけど、さすがKさん「いらないねー」と言って手渡し。自分でタオルで包んでいたらポロっと患部に落としたのさ。激痛~。やっぱり「バカヤロー」と言ってしまいました。剥き出しのアイスノン。弱ってる患者にはすべりました。
ま、どっちも自分でやったことだ、けど、んー、なんで?
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コメント
「届かない」でココログルしてきました。
おお、そこか!届かないのはっ。私も入院しました。左足大腿骨骨頭剥離アンド脱臼。バイクの事故です。
膝から胸までギブス。寝たきり3週間。
そうです、その体勢でうんこです。いい運動になりますよ。
それでも、付添婦さんが「そろそろ浣腸しなきゃうんちでないかねえ」と言ったことに心底びびってやっと出ました。
長かった。…いろいろが。
投稿: ぽくぽく | 2006年2月21日 (火) 04時54分